冷却能力、静音について                2005.8.7更新


このAir Flowシステムは従来のExchange Setより、能力が向上して
なおかつ、従来のすべてのファンと併用使用が出来ます。

当社の試験では従来のExchage (CPU)SetとAir Flow Basic Setを
単独運転で 単純比較した 場合CPUボードでの平均温度はAir Flowの方が
冷却能力があります。
例えば、基本セットのBasic でもオリジナルのファンで55〜60dB 騒音状態の
平常時のCPU 温度は約52度ですが、このセットでは40dB で48度前後で
通常能力は優れた冷却能力と静音を発揮致します。

冷却能力は従来のExchange Setと併用(またはCPU,Multiセット)ですと
画期的とも言える大幅な能力向上が期待できます。それも静音のまま
実現致します。

この時の温度は43度前後で推移致します。
さらに別売のPower Silent HDR  や Power Silent PCI-F を併用すると
2〜5度の温度低下があり、使用ソフトによっては30度台での運転も可能です。

単純計算では従来のシステムを設置したお客様が、Air Flow を併用設置すれば
2倍以上の
能力を獲得したことになります。実験でも裏付けられております。

当社の数ヶ月に及ぶ試験でAir Flowを含めた能力は全く問題を生じておりません。
現在販売したお客様からも冷却能力と静音達成は高い評価を 頂いております。

もちろん従来のExchage Set+Cool Multiのシステムのみでも通常の使用で問題は
あまり生じておりませんでした。しかし前例は少ないものの一部のヘビーユーザー
のお客様より冷却不足を指摘するお客様も いらっしゃいましたので当社はその対策
としてHDRやPCI-F の補完ファンを発売して来ましたが、さらに良いものを目指して
考案したのが Power Silent Air Flowシステムです。

パソコンの環境はお客様によって全く異なります。
さらにMDDもたくさんの種類があり、さらに同じモデルでもパーツメーカーの違いなど
かなりの個体差があることを数年の調査で確認しております。 従いましてすべての
お客様のご使用のパソコンやお使いのあらゆるソフトでのご使用での環境での完全な
冷却能力を保証するものではございません。ご相談には応じさせて おりますが、
それ以上の責はどうかご容赦お願いいたします。

当社としても出来る限りたくさんのお客様に満足していただけるよう、
組み合わせ バリエーションを揃え、今後も改良をしていく所存です。
能力別の組み合わせシステムは前述でおすすめのシステムを推奨いたしましたが、
環境により幅がかなり生じます。能力を向上させるためにファンを追加できます。
推奨組み合わせを参考にシステムをお選びください。 ワンランク低い組み合わせで
スタートして状況によりシステムを増強することも可能です。 その場合別受注発送と
なりますので、セット割引は適用出来ませんのでその点はご了承ください。

次の環境では冷却能力がより要求されます。
CPUがシングルよりデュアルの方が温度上昇が高い
HDD が1台より 増設数が多いほど厳しい        
増設したHDD の設置場所が後ろより前が厳しい
PCI に入れているカードの数が多いほど厳しい
カードは音楽、画像カードはより熱を相当発生させる。
設置場所が机上より机下は条件が悪い      
後ろ側が壁になるように設置しているとファンの能力が相当低下する(熱が逆流する)
冬より夏の方が条件はきわめて厳しい
(室温に左右される。ベース温度が全く異なるため)
通常 能力不足の場合 熱暴走としてフリーズまたは動作遅延が常時顕著に感じられます。

実際の温度について
実際の温度については室温にかなり左右されます。また、その時の使用ソフトの組合せ
作業内容にも大きく左右されます。

また、Air Flow システム とオリジナルの 温度比較では 通常状態では
Air Flow の方が低くなります。しかし Air Flow は轟音高速回転は致しませんので
上限ではかないません。このような状況時に従来のExchange Set+Cool Multi が
備わっていれば 、上限の限界を相当高くなるはずです。

当社ではAir Flow Middleをオリジナルファンに交換して作業も何度も行ないましたが
轟音回転には一度もなっておりません。Air Flow in outがしっかりサポートしてくれてます。
但し 音量は45〜48dB と当社のAir Flow Middleを使用した40〜43dBにはなりません。
さらに Exchange(Cool CPU)+Cool Multi の回転をとめると音量はさらに増加してしまいます。
なお、HDR ではHDD の温度は2〜3度 PCI-F ではCPU 温度で平均2度の低下となります。
またAGP のグラフィックカード は15度低下 Cool Multiとの併用で 18度の大幅冷却
となっております。

電源容量について
HDD3~4台以上増設 PCI装備などによりすべてのファンを起動できなくなる場合が
ございます。*計算上はHDD2台までではMDD 装着可能ファンをすべて稼働させても
問題はほとんどありませんが、HDD3台以上では計算上は不足となります。
*MDDの増設電源容量は15Wと記載されております。
*当社の実作業調査ではHDD3台当社装着可能ファン全装着稼働では問題なく
  稼働しておりますが、これはすべてのパソコン保証ではございません。
  通常電源オーバーの場合は起動途中で電源が落ちることがございます。
*当社では現在外部電源装置の開発をしております。   
 

音量レベルについて
どのファンを使用してもパソコン前面、光学機器入り口付近での音量は
40〜43dBの範囲での 安定を示しております。
この音量は電源装置内のファンの音量が大きな要因となっております。
既に過去において電源静音プログラムで交換済みの機器ではもう少し低くなる
可能性もあります。

下記にこれ以上の音量になる原因を記載いたします。
*交換してない電源装置内のファンが異常高速回転を始める。   
OSX 使用時にこの1年に2回ほどあります。原因は不明です。   
このときの騒音レベルは50〜55dB。再起動で解消

*取り付け時のゆがみなどにより共振をすることがあります。
  すぐに取り付け直してください。
*ベアリング内にほこりが入ると音が発生するようになります。
  定期的に清掃をする。

メインファン未交換では、、(Air Flow Middle未交換のまま起動)
*AirFlowのメインファンMiddleを交換しないまま、
 Exchage Set+Cool Multiのシステムで冷却能力を向上するためにメインファンを
 併用稼働させても音量は低く押さえられる可能性が高くなります。
 当社の実験でも45dB前後で推移いたします。  
 当社では上記の組み合わせでメインファンを交換せず、オリジナルのファンで稼働試験
 致しましたが、何度試験しても45dBのままで轟音になることはありませんでした。  
  しかしお客様のパソコンでは轟音になってしまうことがあることを確認しております。  
  この条件として OS9.2では高速回転になりがちで,OSX でも高速となることがとき
  にあります。 はっきりした条件は未確定です。
  (この試験は前システムでAir Flowのin,out未装着、HDR,PCI-F 装着)

Power Silent Air Flow は 当社の数年の実績にもとずいて開発された
画期的な静音ファンです。
充分な冷却能力を環境に合わせて構築出来ます。


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